兌換券甲号1000円 日本武尊1000円札
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1945年

「兌換券甲号1000円 日本武尊1000円札」は1945年から1946年にかけて発行された日本銀行券の一つです。
<寸法>100mm×172mm

当時発行されていた貨幣としては最高額面の1000円紙幣であり、基本的には流通することはありませんでした。その多くは緊急用に保蔵されていたようです。

この時代の貨幣を語る上で欠かせないのが第二次世界大戦後に行われた貨幣改革です。この貨幣改革においては「預金の封鎖」と「新円への切り替え」が柱となりました。

まずは銀行における預金を封鎖し、預金をおろすことができないようにしました。その上でそれまでに流通していた貨幣をすべて使えないものとし、新しい貨幣を発行するというものでした。

預金になっていたものの中から上限はあるものの、新円として両替することは可能になっていました。

このような政策を行った理由は戦中・戦後におけるインフレです。戦争には多大な資金がかかり、さらに終戦後の焼け野原を再生するためにも莫大な資金を必要としていました。

そのため特に終戦後に人々は預金を下ろすことが多くなります。これによって市場に流通する貨幣が増えすぎてしまったために物価が急激に上昇するインフレーションを招きました。

このような状況を解決するためには、市中に出回っている貨幣をいったん回収せざるを得なかったのです。

多少強引ながらもこの政策は功を奏し、急激なインフレは解決に向かう事となりました。

「兌換券甲号1000円 日本武尊1000円札」は1枚あたり美品のものであれば10万円程度の買取金額がつくこともあります。

新円切り替えの直前に発行された貨幣というだけあって、流通前に発行が停止されてしまいました。そのため価値が非常に高い紙幣の一つになっています。

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