元和通宝
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1615年

江戸時代初期の1615年に発行された元和(げんな)通宝です。

元和元年に造られたことからこの名が付けられました。とても記念品的な意味合いが強く、その点において同時代に造られた穴銭と少し一線を引いています。

残念なことに元和通宝に関する資料が全く残されていないため、どうして造られたのかがはっきりとは分かっていません。幕府が造ったのかのかもあやふやで、もしかしたら民間人が造った可能性もあるようです。

正確な歴史が分からないのはとても残念ですが、その分あらゆる憶測は出来るということ。逆に歴史に思いを馳せるようで、とてもワクワクしますよね。

そんな元和通宝ですが、発行枚数も非常に少ないです。そのため広く世に出回っていた穴銭ではないだろうと予想が付いているようで、もしかしたら世に出回る所が試しに造られた貨幣である可能性も全く無いとは断言出来ません。

高い価値が付けられる貨幣ですので、買取金額もかなりの高値と見込まれます。

買取価格は刻印の小さい「小字」で数万円、「大字」で最大300,000円になっています。

ただ買取り例も少ないことから、実際の買取価格は未知数でもあります。状態の悪いものなら10万円に満たないこともあるでしょう。こればかりは自分で判断出来ないため、しっかりと専門店で鑑定してもらってください。

その専門店ですが元和通宝自体高値が見込まれるものであるため、出来るだけお金を専門としているお店、そして何よりも買取実績があり評判の良いお店を選ぶのがおすすめです。

実績や評判がある分しっかりと見てくれることの表れでもあるので、きちんとした鑑定結果を望むことが出来るでしょう。

『元和通宝』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらう

穴銭・丁銀・豆板銀は種類が多く、またわずかの違いでプレミア価値がつくなど、鑑定には高い鑑定力が必要となります。

そのため一般の中古買取店では正確な鑑定は困難です。高額になるレア穴銭であっても、数百円などで買取りされる可能性があります。

経験豊富な古銭専門鑑定士に見てもらうことが重要となります。

2,損をしない買取りのコツは2社以上で査定

買取価格はどの業者でも同じ査定額というわけではなく、価格は差があることが多いです。

例えば、一つの穴銭をプレミア古銭と判定しても、A社では20,000円、B社では40,000円と倍になることも珍しくありません。

そのため複数社で鑑定してもらうことが損をしないコツになります。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。