レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 紙 |
発行年度 | 1930年 |
「乙号券 100円札」は1930年(昭和5年)1月11日から1946年(昭和21年)3月2日までのおよそ16年間にわたって発行されていた紙幣です。サイズは縦が93ミリ、横が162ミリとなっています。
大正時代からこの貨幣が発行される直前までの時代の日本は関東大震災や金融恐慌に陥るなど経済が混乱に陥る出来事がたくさん起こっていました。
日本においては金に交換できる兌換紙幣が発行されていましたが、この頃になると交換できる金の価値と、発行されている兌換紙幣の合計金額が釣り合っていない可能性が出てきました。
兌換紙幣の発行にはそれと同額相当の金を準備金とする必要がありましたが、それが揺らいでいたのです。
そこで現状発行されている兌換紙幣の合計金額を調べるために1回それまでに発行されていた兌換紙幣を廃止し、新しいものを発行することになりました。この様な事情で作られたのが「乙号券 100円札」でした。
表面には聖徳太子の肖像画と夢殿が、裏面には彼が生きていた飛鳥時代にゆかりのある法隆寺がそれぞれ描かれています。
この紙幣が発行されてから聖徳太子が図案に採用されている紙幣が4種類連続で発行されました。そのためこの紙幣は「1次100円」とも呼ばれています。
「乙号券 100円札」には1枚につきおよそ1,000円から3,000円の買取金額がついています。
この貨幣に変わってからは発行枚数が非常に多くなったため希少価値は薄くなりました。
その数の多さからインターネットオークションでも落札されない例が見られるので売却するならば専門の業者に依頼するのがおすすめです。
『乙号券 100円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の古銭買取業者に査定してもらう
旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。
しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。
旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。
2,損をせずに売るなら2社以上で査定
希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。
特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。
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