裏赤200円札
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1927年

「乙号券 裏赤200円札」は1927年(昭和2年)から1946年(昭和21年)のおよそ19年にわたって発行されていた紙幣です。

表面には額面の金額と武内宿禰の肖像画が描かれており、裏面には赤い模様が描かれています。裏面は非常にシンプルなデザインになっており、「ウラアカ」という別名で呼ばれています。

1929年にアメリカで世界恐慌が起こりますが、それに先立って日本では1927年に金融恐慌が起こりました。

銀行が倒産するといううわさが流れたため、預金の引き落としが激増しました。国内は不況になったため、通貨量を増やして景気を回復させるべく発行されたのがこの貨幣でした。

上記の通りシンプルなつくりになっているのは景気の急激な悪化に対して急いで発行されたものだからです。

図案に採用されている武内宿禰(たけのうちのすくね)は日本書紀に登場する伝説上の人物で、天皇5代にわたって仕えた人物として知られています。
彼の死後には蘇我氏を代表する様々な豪族が活躍しましたが、武内宿禰は彼らの始祖であると言われています。

5人の天皇に仕えたという事で非常に忠臣として評価の高い人物で、天皇に仕える人物の理想であると考えられています。

「乙号券 裏赤200円札」には1枚につきおよそ50,000円から100,000円前後の買取金額がついています。

発行された年度によって希少価値が大きく異なり、後期に発行されたものは多く見られますが、発行初年に当たる1927年に発行されたものは現存しているもので市場に出回っているものはほぼ見られません。

もし1927年のものが見つかった場合には100,000円以上になる可能性があるので期待大です。

『乙号券 裏赤200円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の古銭買取業者に査定してもらう

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

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