丙号券 200円札
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1945年

「丙号券 200円札」は1945年(昭和20年)8月16日から1946年(昭和21年)3月2日までのおよそ半年間発行・使用されていた紙幣です。

この紙幣が製造されたのは戦前のことであり、昭和恐慌・金融恐慌が起こったときでした。

この時には200円の乙号券や裏面が赤い「ウラアカ」と呼ばれるものが製造・発行されましたが、この紙幣は「ウラアカ」と同様のデザインを持っています。

サイズは縦が97ミリ、横が188ミリと1927年に発行されたウラアカの紙幣よりもかなり大きいサイズになっています。

表面には伝説の忠臣と言われる武内宿禰の肖像画が描かれています。裏面には名前の由来にもなった赤い文様が見て取れます。

製造はされたものの、銀行から国民の手に渡ることはなく将来何かあったときのために使うものとして長い間保管されていました。

そして第二次世界大戦を経て終戦を迎えると日本は深刻なインフレーションに悩まされることになり、銀行に預けていたお金を皆が一斉に下ろすという事態が起こりました。

これに対して政府はあらかじめ作っておいた「丙号券 200円札」の発行を決めたのです。

しかし、この貨幣が発行されてから半年が経過しても状況は一向に改善する気配を見せることはなく、貨幣そのものを一新するという政策を打ち出しました。

それによって「丙号券 200円札」も半年ほどでその価値を失効してしまう事となりました。

「丙号券 200円札」には1枚につきおよそ20,000円から50,000円の買取金額がついています。

発行されていた期間が半年以下と非常に短いことから希少価値はかなり高く、額面の100倍以上の金額でやり取りされていることが多くなっています。

『丙号券 200円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の古銭買取業者に査定してもらう

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。

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