レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 額面通り~少し高い |
素材 | 紙 |
発行年度 | 1930年 |
「丁号券 1次5円札」は1930年(昭和5年)3月1日から1946年(昭和21年)3月2日に発行されていた紙幣です。昭和恐慌が起こってから太平洋戦争が終わるまでの期間に発行されていました。
大正時代から昭和時代の初期にかけて日本では金融恐慌や昭和恐慌が起こり、経済は混乱状態に陥りました。この状態で兌換紙幣整理を行うために発行されたのがこの紙幣でした。
表面には菅原道真の肖像画と北野天満宮が、裏面には彩紋が描かれています。
菅原道真を図案に採用したものはこの紙幣を最初にしてその後連続で発行されました。このことから「1次5円」と呼ばれることもあります。サイズは縦が76ミリ、横が132ミリになっています。
大正から昭和時代にかけて景気が悪化した原因は第一次世界大戦にまでさかのぼります。
日本は戦地からは離れた場所であったため、物資の調達を含め需要が拡大し、好景気を迎えました。しかしこの戦いが終わると海外の需要が下がったことにより倒産する会社が続出しました。
加えて1923年に関東大震災が起こると、工場や会社が震災により営業できない状態になり、借金を回収できない状況が生まれました。
上に挙げた2つの出来事は銀行が貸しているお金を回収できない原因になり、経営状態が悪化する銀行が増えてきます。
こうして1つの銀行が倒産すると他の銀行でも同じことが起こるのではないかという心理に陥ってしまい、次々と預金の引き落としが起こってしまいました。
「丁号券 1次5円札」には1枚につきおよそ500円から1,000円の買取金額がついています。
1930年代から発行された紙幣は発行枚数が大幅に増えたため現存するものも非常に多くなっています。
『丁号券 1次5円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?
1,専門の古銭買取業者に査定してもらう
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