丁号券 藤原200円札
レア度☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材
発行年度1945年

「丁号券 藤原200円札」は1945年から1946年に発行された日本銀行券の一つです。<寸法>97mm×165mm。

その表面には藤原鎌足の肖像画と彼が活躍した大化の改新の話し合いを行ったとされる談山神社の拝殿が、裏面には談山神社の十三重塔が描かれています。この貨幣の彫刻は加藤倉吉が手がけたものです。

藤原鎌足は中大兄皇子とともに大化の改新の中心人物の一人として知られています。

もともとは中臣鎌足という名前でしたが、大化の改新での活躍を認められ、亡くなるにあたって「藤原」という姓を賜りました。亡くなった後は図案にも用いられている談山神社に祀られています。

彼を始祖とする藤原氏は後の日本を動かす中心人物を多く輩出しています。

藤原鎌足の息子である藤原不比等は父の遺志を受け継ぎ、天皇を中心とした中央集権的な制度を作ることに尽力しました。

奈良時代に作られた大宝律令の編纂に携わりました。さらにその娘である光明子は聖武天皇へと嫁ぐことになり、さらに藤原氏の力を強めるきっかけを作りました。

奈良時代・平安時代においては藤原四家の中でも特に北家が政治の世界で活躍し、特に藤原道長、頼道は自らの娘を天皇の后にすることによって栄華を築きました。

彼らの政治におけるやり方の共通点は天皇と外戚関係を結ぶという点にあり、これによってライバルとなる他の人間と差をつけていくというものでした。

彼らの政治は特に「摂関政治」と呼ばれており、日本史を学ぶ上で重要な用語になっています。

「丁号券 藤原200円札」は1枚当たり10,000円~15,000円程度の買取金額となっています。日本において発行されている200円紙幣の中ではその買取金額は最も低い貨幣です。

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