ロシア 1756 女帝エリザヴェータ 1ルーブル金貨
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材金91.7%
鋳造年1756年

「ロシア 1756 女帝エリザヴェータ 1ルーブル金貨」は1756年にロシアで発行された金貨です。

コインの表面にはロシアの女帝エリザヴェータの肖像画が横顔で、裏面にはロシア帝国の紋章である双頭の鷲がそれぞれ描かれています。

図案に採用されているエリザヴェータは1741年12月6日から1762年1月5日までの間ロシアのロマノフ王朝、第6代皇帝として君臨していた人物です。

彼女が皇帝になった当時はロシア国内は財政難で緊迫した状態にありました。このような状況を解決するのが彼女に与えられた役目でしたが彼女は内政に対する興味を早いうちから失っており、側近たちが変わって内政を行っていました。

その甲斐あってロシアの経済状況は一時期復興の兆しを見せました。

内政において興味を示さなかった一方で外交に関しては積極的な姿勢を見せ、多くの対外戦争を主導しました。

しかし経済状況が良くなかった状態での度重なる対外戦争は民衆の生活をさらに不安定なものにしてしまいました。

内政に関与しなかったばかりか対外戦争を頻繁に行っていたことからロシア国民の間では女帝エリザヴェータは決して評価の高い王ではありませんでした。

政治面・外交面では評価が振るわない彼女でしたが文化面、教育面では熱心な面を見せており、彼女の治世にはモスクワ大学が建設されました。また、ロシア宮廷の西欧化を図りました。

「ロシア 1756 女帝エリザヴェータ 1ルーブル金貨」には1枚につきおよそ50,000円~100,000円の買取金額がついています。

近年ロシアで発行されたコインはコレクターの間で人気が高まってきており、その価値も相対的に上昇してきています。

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