ルネッサンス期のローマ法王 50ユーロ金貨
レア度☆☆☆☆
買取価格高い
素材金91.7%
発行年度2013年

「ルネッサンス期のローマ法王 50ユーロ金貨」は、2013年にバチカン市国で発行されました。表面は、ローマ法王ユリウス2世の肖像、裏面は、2人のシスターが描かれています。品位は、金917。

1503年~1513年に在位した、ローマ法王ユリウス2世の没後500年を記念した金貨です。

ユリウス2世の名前はローヴェレといい1443年生まれ、叔父シクストゥス教皇の奨めで修道院に入ります。

叔父の影響力で若くして枢機卿に抜擢されるなど、出世が約束されたに見えますが、内部の勢力争いはすさまじいものです。

ローマ教皇を決めるには、コンクラーベという選挙があって一度目は負けてしまいます。それでも、ローヴェレはさまざまな画策の末に約10年後にその座につきました。

こうした粘り強さで、政治への影響力やイタリア戦争で国内の安定を図るなど、自ら、ユリウス=カエサルを理想像として、指導的な立場にあった教皇です。

また、ラファエロやミケランジェロ、ブラマンテなどのパトロンとして、ルネッサンス芸術をローマで開化させました。

ミケランジェロはシスティーナ礼拝堂の天井画を描き、ブラマンテはサン・ピエトロ大聖堂の新築を手がけています。

また、イギリスの美術館にラファエロが描いたユリウス2世の肖像画が残っています。老人の顔に対して、手が力強く筋肉質で印象的に描かれています。

「ローマ法王 50ユーロ金貨」の買取金額は数万円となります。

バチカン市国という特別区のコインで発行枚数も少ないので、情報が少ないようです。売りたいと思っている方は、慌ててネットに出品してしまうと失敗するかもしれません。一度、専門の鑑定士に見てもらったほうが安心です。

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