ユナイト金貨 チャールズ1世 金貨
レア度☆☆☆☆☆
買取価格非常に高い~お宝級
素材金99.9%
鋳造年1625年

「ユナイト金貨 チャールズ1世 金貨」は1625年にイギリスで発行された金貨です。その金貨の図案の表面にはチャールズ1世の肖像画が、裏面には往完と紋章を描いた盾がそれぞれ採用されています。

チャールズ1世は1625年3月27日から1649年1月30日までの間イングランドにおいて王を務めた人物です。彼の治世においては清教徒革命がおこり、処刑されてしまいました。

清教徒革命は1641年から1649年にかけてイギリスで起こった革命で、当時チャールズ1世が行っていた絶対王政を批判するものでした。

当時チャールズ1世は「王権神授説」を唱えており、この中で彼は王の持つ権力は神から与えられた絶対的なものであると主張していました。

「国王のなすことは誰の制約を受けるわけでもなく、国民はこれに従わなくてはならない。」という考え方をもとにしているため、国民はこれに大きく反発しました。

まず議会は1628年にチャールズ1世に議会の承認なしにして課税をすることができないようにするといった内容を盛り込んだ「権利の請願」を提出しました。

これにより一時的にイギリス国内における絶対王政は緩和したものの、民衆の不満は消えず、ついに1640年には清教徒革命が起こってしまいました。

これによってチャールズ1世は処刑されることとなり、新たな権力者にはこの革命を主導したクロムウェルがつくことになります。

ただ絶対王政を嫌って起こされた革命後に権力を持ったクロムウェルも結果的には独裁政治を行う事になってしまったことは、皮肉ということができます。

「ユナイト金貨 チャールズ1世 金貨」は1枚当たりおよそ30万円前後の買取金額になっています。ただ状態が良ければ40万円以上になることもあります。

非常に古い金貨なので、状態によって買取価格は大きく変動します。

イギリス国内で発行された金貨の中でも群を抜いて希少価値が高く、相当な高値での買取を期待することができます。

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