ポンペイのロザリオの聖母大聖堂 20ユーロ金貨
レア度☆☆☆
買取価格少し高い~高い
素材金91.7%
発行年度2015年

「ポンペイのロザリオの聖母大聖堂 20ユーロ金貨」は、2015年にバチカン市国で発行されました。

表面は、人々の謁見を受ける法王、裏面は聖母がデザインされています。品位は、金917。発行枚数2.400枚。

聖母大聖堂のシリーズとして発行された中のひとつで、ポンペイのほか、パドヴァ、ロレートの50ユーロ、20ユーロ金貨が順に発行されています。

ロザリオの聖母大聖堂は、バルトロ・ロンゴ(1841年~1926年)という一人の人物の信仰心によって完成したものです。

敬虔なカトリックの家に生まれながら、若い頃は反カトリックであり、悪魔教団に傾倒したりうつ病を患っていた青年が、ある神父によって導かれるという逸話です。

神父によってロザリオの信仰を受け入れるようになったバルトロがポンペイを訪ねた時、村人の貧しい暮らしや子供たちの学校もないことにショックを受けます。

そして、ここで奉仕することを心に誓い、ロザリオの信仰を人々に奨め、巡礼聖堂と福祉施設の建設に力を注ぎました。1891年に大聖堂はついに完成し、毎年多くの巡礼者が訪れる祈りの場となっています。

火山の大噴火で消滅したポンペイですが、長い時代を経て聖地となっています。

バルトロは、不屈の精神で生涯をロザリオ信仰を広め大聖堂を献げたとして、死後は福者となりました。

「ロザリオの聖母大聖堂20ユーロ金貨」の買取金額は、30,000円くらいとなっています。

バチカン市国という小国で発行されたもので、人気度も高く手に入りにくいコインのひとつです。

もしお手元にあれば、ネットで出品する前に信頼のおける鑑定士に見てもらったほうがより高く売れるかもしれません。

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