バチカン 1950 100リラ ピウス12世 「Holy Year」(聖年) 金貨
レア度☆☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材金90%
鋳造年1950年

「バチカン 1950 100リラ ピウス12世 「Holy Year」(聖年) 金貨」は1950年にバチカン市国で発行された金貨です。

名前にもついている「Holy Year」とはカトリック教会のみで行われるもので50年に1度、ローマを巡礼したものに特別の許しを与える年のことです。特に2000年はミレニアムの大聖年と呼ばれていました。

この聖年を記念して発行された金貨であり、図案にはピウス12世の肖像画が採用されています。

ピウス12世は1939年から1958年の間にローマ教皇を務めていた人物です。彼の就任していた時代には第二次世界大戦という大きな戦争が起こりました。

この時、第一次世界大戦の時にローマ教皇だったベネディクトゥス15世の取った姿勢に倣って「不偏」の姿勢を見せました。しかしこの姿勢によってナチス・ドイツが暴走してしまい、結果的にはユダヤ人の大虐殺を招いてしまいました。

彼はユダヤ人を保護しましたが、それでもドイツでは多くのユダヤ人が亡くなり、このことによって彼は戦後になってから大きな非難にさらされることになりました。

ピウス12世がナチスを批判しなかった理由には「ナチスの主導者であったヒトラーの怒りを買って、カトリック教会が迫害されるのを防ぐためだった」など様々な説があります。

彼はまさに戦時中という激動の、さらに困難な時代を生きていたという事が出来るでしょう。

「バチカン 1950 100リラ ピウス12世 「Holy Year」(聖年) 金貨」には1枚につきおよそ30,000円から50,000円の買取金額がついています。

その保存状態により大きく買取金額が変動するため、適正な価値での売却を希望するならば専門家の鑑定を通すようにしたい1枚です。

『バチカン 1950 100リラ ピウス12世 「Holy Year」(聖年) 金貨』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,正確に査定できるのは古銭専門の買取業者

外国貨幣・外国コインは各国の金貨や銀貨であるため、非常に種類が豊富です。

普通の中古買取店では正しく鑑定することは難しく、安価な値段で買取りされる可能性があります。

古銭専門の買取業者に依頼すれば、正確な鑑定をしてもらえます。

2,最も高く売るなら2社以上で査定

外国貨幣・外国コインはあまりに種類が多いので、買取業者によって査定額が異なることがよくあります。

特に価値の高い貨幣ほど差が大きく、数万円も査定額が変わるケースもあります。

しかし複数の買取業者で査定をすれば、最も高い業者に売ることができます。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。