バチカン 1933~34 100リラ ピウス11世 金貨
レア度☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材金90%
鋳造年1933年

「バチカン 1933~34 100リラ ピウス11世 金貨」は1933年から1934年にかけてバチカン市国で発行された金貨です。その量目は8.8グラムで、全部で23,000枚発行されました。

図案にはローマ教皇だったピウス11世の肖像画が採用されています。

このコインが発行されたバチカン市国は世界で最も小さい国家として知られており、イタリア・ローマの中にある都市国家です。その広さは非常に狭く、全ての観光スポットを回ることを考えても1日あれば足りてしまうほどです。

図案として用いられているピウス11世は1922年から1939年の間にローマ教皇を務めた人物です。第一次世界大戦と第二次世界大戦の狭間の時期に就任しており、教会とヨーロッパ諸国の関係の正常化を図りました。

その手始めとしてバチカンから最も近い国であるイタリアとの関係修復を図りました。

イタリアとバチカンは19世紀から国交が実質的に断絶している状態でしたが、ラテラノ条約を結ぶことによってお互いに独立国として認めあいました。

また、ナチスとも協力関係を結ぶなど、政治的にファシズムと手を組んだと言われています。

しかしその実態は協力とは程遠いもので、当時のイタリアリーダーであったムッソリーニを批判していました。

さらにナチスについては政教条約を反故にされるなどのことがあり、最終的にカトリック教会とナチスも対立することになってしまいました。

「バチカン 1933~34 100リラ ピウス11世 金貨」には1枚につきおよそ20,000円から40,000円の買取金額がついています。

買取金額に大きく差があるのは戦前に発行された金貨であるため、その状態にはかなり差があるからです。

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