レア度 | ☆☆☆☆ |
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買取価格 | 高い~非常に高い |
素材 | 金98.6% |
鋳造年 | 1700年 |
今から315年前の1703年に鋳造されたドイツ・ニュルンベルク 2ダカット金貨 羊。
34㎜とかなり大きいサイズで、重さは10gにも上ります。羊が旗を持って地球の上に立っているという何とも珍しいデザインで、周りに施されている文字の装飾も洗練されています。
日本のみならず世界各国のコインを見てみると、差はあるものの何ヶ月~何年にも渡って鋳造されることが多いのですが、この硬貨は1703年度のみの発行でした。
ですので発行枚数もそれほど多くはなく、歴史の長さを考慮しても買取金額はかなり期待出来る値となります。
美品状態のものであれば10万~20万円くらいにはなるでしょうか。これは外国コインの中でも上位に位置する値だと思います。
ですが300年以上も前のコインなので、美品を望むのはかなり難しいでしょう。これほど価値のあるコインなので、出来るだけ買取には出さず家に飾るか保管しておくのがおすすめです。
羊は特にヨーロッパ方面で、平和の象徴として描かれることが多い動物でした。
この硬貨にも羊の他にラテン語で平和を表すPAXというアルファベットが書かれているのですが、この2つの関係は非常に深いように思います。
ではなぜ、数ある動物達の中で羊が平和の象徴として選ばれたのでしょうか?考えられる理由は様々ありますが、羊はよく聖書にも登場する動物であったからというのが一番にあります。
キリスト教、イスラエル教の母体でもあるユダヤ教では、羊は度々唯一神であるヤハウェに導かれる人々を表す際に用いられましたし、旧約聖書ではヤハウェ自身が羊飼いとして例えられるほどでありました。
また特定の肉類を食べることを禁止されているユダヤ教徒は、唯一羊の肉を食べることが許されています。
神の根源である羊は、神=平和という繋がりで平和の象徴にもなったのでしょうね。
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