レア度 | ☆☆ |
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買取価格 | 少し高い~高い |
素材 | 金90% |
鋳造年 | 1975年 |
「クック諸島 クック船長航海200年 100ドル金貨」は1975年にクック諸島で発行された金貨です。
クック諸島は南太平洋のポリネシアにある24の島からなる国です。国としてニュージーランドと深い結びつきがあり、国民はみなニュージーランドの国籍を持っています。
また、最終的な外交や軍事的な判断もニュージーランドが行っている国です。図案にはジェームズ・クックの肖像画と彼が乗っていた船が採用されています。
図案に採用されているジェームズ・クックは18世紀に活躍したイギリスの海洋探検家であり、この金貨が発行されたクック諸島を発見した人物として知られています。この功績が認められ、国の名前の由来にもなりました。
18世紀に入るとそれまで行われていた探検の技術は大きく進歩し、そのやり方は大きく変わっていきました。その最たるものが「クロノメーター」の発明です。
これによって当時の航海技術で知ることができなかった経度を特定できるようになり、今自分がどこを探検しているのかが分かるようになりました。
彼はこの技術を駆使して様々な場所を探検し、ニュージーランドやオーストラリアにたどり着きました。特にオーストラリアではカンガルーに遭遇し、ヨーロッパでは決して見られないその姿に非常に驚いたと言われています。
最終的には危険な航海を繰り返し、南極大陸の近くまでたどり着いています。これらの業績は当時の探検家たちに大きな衝撃を与えました。
「クック諸島 クック船長航海200年 100ドル金貨」には1枚につきおよそ10,000円から15,000円程度の買取金額がついています。
外国金貨の中ではそこまで値段も高くないため、入手しやすい金貨の一つと言えるでしょう。
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