エドワード7世 1ポンド ソブリン 金貨
レア度☆☆☆
買取価格高い~非常に高い
素材金91.7%
鋳造年1902年

「エドワード7世 1ポンド ソブリン 金貨」は1900年代初頭にイギリスで発行された金貨です。

イギリス国王をモチーフにしたコインは数多く発行されていますが、この金貨はそのうちの一つです。表面にはエドワード7世の肖像画が、裏面にはセント・ジョージと龍がぞれぞれ描かれています。

エドワード7世は1901年から1910年にイギリスの国王を務めた人物です。彼の母親は60年近い在位期間を持つヴィクトリア女王であり、長い間皇太子としての立場にいました。

母親であるヴィクトリア女王が侵略戦争によって周辺諸国との対立を生み出したのに対してエドワード7世は周辺諸国との関係修復に努めました。

彼の治世には日英同盟が結ばれました。この同盟により日本は第一次世界大戦においてイギリスの味方をして参戦することになります。

また、それまで犬猿の仲にあったドイツとの関係を修復することに成功しています。さらに、彼の身内の人間がロシアに嫁いでいったことから仲の悪かったロシアとの関係も少しずつ構築していきました。

彼はこのように国内の政策としてこれといった功績を残したわけではありませんでしたが、外交面で平和を実現し、「イギリスの古き良き時代」を築き上げたのです。

「エドワード7世 1ポンド ソブリン 金貨」には1枚につきおよそ30,000円から40,000円程度の買取金額がついています。

インターネットオークションでも数多くの出品がありますが、その販売年度や額面などの種類によって相場は大きく異なり高い場合には50,000円になることもあります。

しかし低い場合には数千円になってしまうこともあるので安定した買取金額を望むならば専門家に鑑定してもらう方がよいでしょう。

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