レア度 | ☆☆☆☆☆ |
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買取価格 | 非常に高い~お宝級 |
素材 | 金90% |
鋳造年 | 1912年 |
「イタリア 100リラ金貨 エマヌエレ3世 麦を刈る女神」は1912年にイタリアで発行された金貨です。
金貨の表面には当時の皇帝であったヴィットリオ・エマヌエレ3世の横顔の肖像画が、裏面には麦を刈る女神の姿が描かれています。
その直径は38.61ミリ、量目は28.257グラムと金貨のサイズとしては非常に大型であるということができます。
この年には同様の図案を採用した金貨が複数発行されており、それぞれ額面が20リラ、50リラ、100リラとなっています。
金貨の表面に大きく描かれているヴィットリオ・エマヌエレ3世は1900年から1946年にイタリアで皇帝の座についていました。
その在位期間の長さもあり金貨の図案として採用されることが多い人物ということができます。他にもファシスト政権1周年の際に発行されたコインなどに描かれています。
彼はファシスト党と協力して政治を行っていましたが、ファシズムに染まってしまったがためにイタリアは第二次世界大戦で敗戦国となってしまいました。その責任を問われる形で彼は王位を明け渡さざるを得なくなってしまいました。
最終的に彼はイタリアを追い出されてしまい、エジプトに亡命、失意の中で最期を遂げました。
「イタリア 100リラ金貨 エマヌエレ3世 麦を刈る女神」には1枚につきおよそ300,000円から400,000円の買取金額がついています。50リラの場合は買取価格100,000円前後になります。
発行枚数が4946枚しかないために非常に希少価値が高く、特に外国貨幣のコレクターの中でも人気が高い金貨の一つです。
外国コインを取り扱っているお店でも品切れになっていることが非常に多く、入手は困難を極めるコインの一つということができるでしょう。
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