い号券 2次5円札
レア度
買取価格額面通り~少し高い
素材
発行年度1942年

「い号券 2次5円札」は1942年(昭和17年)1月6日から1946年(昭和21年)3月2日までのおよそ4年間にわたって発行・流通していた紙幣です。

戦時中から戦後間もない時期に発行されていた貨幣で、その表面には菅原道真の肖像画が右側に、左側には北野天満宮が描かれています。

サイズは縦が76ミリで横が132ミリとなっており、丁号券、ろ号券と同じになっています。

肖像画のすぐ左側には兌換文言が書いてあり、「この紙幣は5円金貨と交換することができる。」という記載があります。

図案に用いられている菅原道真は日本三大怨霊の一人として知られています。今でこそ学問の神様として祀られている彼ですが、その人生は波乱万丈なものでした。

彼は子どものころから非常に頭が良く、若くして難関な試験に次々と合格していきました。このエピソードが「学問の神様」と言われる所以でしょう。

そんな彼は役人になってからも当時の天皇に大変気に入られており、トントン拍子で出世を果たします。しかし天皇が亡くなると、彼はその後ろ盾を失うことになります。

彼の異例の出世を妬むものは多く、その一人である藤原氏によって彼は無実の罪を着せられて左遷されてしまいました。

彼はこのことから怨霊となって都に数々の厄災をもたらしたと言われました。

「い号券 2次5円札」には1枚につきおよそ100円から1,000円の買取金額がついています。

市場で取引されているものは未使用であっても2,500円程度の相場になっているため、著しく高い金額は期待できません。

現行の紙幣でないため使用することは出来ません。もし実家などで発見することがあればぜひ専門の業者に持ち込んで売却すると良いでしょう。

『い号券 2次5円札』を損せず高額買取してもらう方法とは?

1,専門の古銭買取業者に査定してもらう

旧紙幣はプレミア価値のついた種類がたくさんあり、最近の紙幣でも紙幣番号によってはいい買取価格となります。

しかし金券ショップや一般のリサイクル店で買取りをすると希少価値の高さが判断できず、プレミア価値をつけてもらえない可能性があります。

旧紙幣は専門の古銭買取業者に査定してもらうのが一番です。

2,損をせずに売るなら2社以上で査定

希少価値の高い旧紙幣だったとしても、実際は買取業者によって査定額に差があります。

特に価値が高い紙幣の場合、業者によって倍以上の差が出ることも珍しくありません。損をしないためにも複数社の査定がおすすめです。

下記は、全国どこからでも買取可能な優良業者のみをランキング形式で比較しています。