い号券 日本銀行券 八紘一宇10銭
レア度
買取価格額面通り~少し高い
素材
発行年度1944年

「い号券 日本銀行券 八紘一宇10銭」は日本で発行された日本銀行券の一つで、1944年11月1日から1953年12月31まで発行されました。<寸法>51mm×106mm。

この当時は戦争中、または終戦後間もない時期であり深刻な金属不足に陥ってしました。このような状況の中で紙幣が発行されることになりました。

しかし金属のみならず紙の原料も不足していた当時は十分な質の紙幣を作る事もできず、この貨幣の質も全体的に低いものになっています。

この貨幣の図案には八紘一宇の塔が描かれており、全体的にシンプルなつくりになっています。

この貨幣の名前に用いられている「八紘一宇」とは第二次世界大戦、太平洋戦争当時に日本がスローガンとして用いていた言葉です。

大まかな意味は「世界を一つの家のようにとらえる」というもので、日本を中心として世界を統一するといった思想を体現した言葉になっています。

このスローガンは主に太平洋戦争時における日本のアジア・東南アジアへの侵略を正当化する目的で使われていました。

また図案になっている「八紘一宇の塔」は宮崎県宮崎市にあるもので、戦争中の1940年に日本のこのスローガンを広めるべく作られました。

1940年は皇紀2600年を迎える節目の年であり、天皇の祖先が降り立ったと言われるこの地に八紘一宇の塔が作られることとなりました。

現在は平和の塔という名前で呼ばれており、国内外から観光客が訪れる観光スポットになっています。

「い号券 日本銀行券 八紘一宇10銭」は1枚当たり50円前後の買取金額になっています。しかしながらピン札のものであればその価値は大きく上がり、1枚につき200円前後の買取金額となります。

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